【見本あり】開業届の職業欄で税率が変わるってほんと?複数職業ある場合の書き方

【見本あり】開業届の「職業名」で税率が変わるってほんと?書き方をご紹介

開業届の「職業欄」で手が止まってしまった方必見!
フリーランスや副業をしている方は、複数の職業を掛け持ちしていることも多く、何を書けばいいか迷ってしまいがち。実は職業欄に何を書くかで事業税率が変わることも。こちらでは、職業名で税率が変わる理由と、職業名の書き方を見本つきでご紹介します。

この記事でわかること
  1. 開業届に書く「職業名」で、税率が変わってしまう理由がわかります
  2. 開業届にどんな職業名を書けばいいかわかります

開業届の「職業欄」で事業税率が変わるってほんと?

開業届の「職業名」で税率が変わるってほんと?

開業届は、個人事業を始める全ての方が提出しなければならない書類のひとつ。
その書き方は、基本的には記入項目に沿って進めていくもので、決して難しくはありません。

しかし、

  • 職業
  • 事業の概要
  • 屋号

のような欄は自由記入欄なので、書き方に困ってしまう方もいるかもしれません。

こちらの記事では「職業欄」を取り上げますが、実はここに何を書くかで、のちの税率に影響してくることも……。

こちらでは、開業届に書く「職業名」で税金が変わる仕組みをご紹介します。

開業届の「職業欄」とは

開業届の「職業欄」は、事業税率を明らかにするために記入する必要があります。

【Q】開業届についてもっと詳しく知りたい

【A】開業届は、税務署に「個人事業を始める宣言」のようなものです。

開業届を提出した人は、「個人事業主」になることができます。

個人事業主になるということは、個人事業が公に認められたということです。

国が認めるということで、どんな仕事・職業なのか「職業欄」に記入する必要があるのです。

職業名によって税率が変わる「事業税」とは

事業税は、所得に課税される税金のひとつ。

地方税なので、「どの都道府県か」によって税率が変わります。

さらには、事業税ならではの特徴として「どんな業種・職業の仕事をしているか」によっても税率が変わります。

【Q】地方税ってなに?

【A】都道府県が主となって管理する税金のことで、国が管理する「国税」と区別されます。

例えば、国税のひとつに「所得税」がありますが、これは所得額に応じて税率が変わります。

もちろん、国で決められたルールなので、日本のなかで税率が変わることはありません。

しかし、地方税は「各都道府県」が決めたルールに従うので、地域によって税率が変わることがあり得るのです。

補足

事業税は、業種・職業によってその税率が変わるという特徴があります。

なかには、課税されない業種・職業名もあります。

ですから、開業届の「職業欄」に何を書くか考えることはとても大切なのです。

まずは自分の事業税率をチェック!業種・職業名の調べ方

自分の事業税率は、自分が住んでいる都道府県の主税局HPから確認することができます。

なお、自分の業種や職業は、総務省が発表する「日本標準職業分類」でわかります。

【東京都の例】個人事業税 | 税金の種類 | 東京都主税局

【Q】事業税率ってどの程度の振れ幅があるの?

【A】3~5%、あるいは非課税です。

非課税になる方は大きく2種類います。

  • 所得が290万円以下の方
  • 特定の業種・職業に就いている方

そもそも、事業税の計算には290万円の基礎控除が設定されています。
つまり、所得が290万円以下だった場合はどの職業でも課税されることはありません。

あとは、「スポーツ選手」や「芸術家/画家」、「文筆家」などの特定の職業に就いている方は非課税になることが多いです。

例えば、イラストを作成している方は「デザイン業」と書くと課税対象ですが、「芸術家」と書くと非課税になることもあるのです。

補足

各都道府県の個人事業税は、日本標準職業分類を参考にしていますが、いざ開業届に書く際はそれに沿って書く必要はありません。

例えば、職業欄に「youtuber」と書いても、税務署は「広告業」として分類してくれます。

ただし、正しい分類に沿って書くことで、「想定していた事業税率と異なる」という状況は生まれにくくなります。

ちなみに、「フリーランス」と書くのはNG。
フリーランスは雇用形態の一つで、業種や職業名ではないからです。

複数職業がある場合の書き方!フリーランスや副業会社員の職業名とは

職業欄に複数の回答はあり?フリーランスのよくある悩み

フリーランスとは、会社や団体に所属せずに、案件ベースで契約を結んで仕事をしている人のこと。

すると、様々な業種や職業で仕事をしている方も多くいらっしゃいますよね。
では、開業届の「職業欄」にはどのように記入するのが正しいのでしょうか?

こちらでは、大きく①複数の仕事で収入が違う場合、②どの仕事も同程度の収入の場合に分けてご紹介します。

①複数の仕事で収入が違う場合

こちらの場合は、一番収入の高い職業名1つを書くようにしましょう。

開業届の職業欄で見られるのは「課税対象の仕事をしているか否か」

複数の仕事をしているにもかかわらず、書くのは1つの職業だけで構わない理由として、開業届の職業欄では「その人が課税対象の仕事をしているかどうか」だけを見ていることが挙げられます。
ちなみに、「確定申告」をする際にも職業名を記入する欄がありますが、それは「事業税率を計算する」ためです。
ですので、確定申告の職業欄では、抱えている全ての仕事の職業を記入する必要があります。

これにより、複数の職業を掛け持ちしている場合は、その職業の稼ぎが占める割合を見ながら事業税率が算出されます。

②どの仕事も同程度の収入の場合

こちらの場合は、全て記入しておきましょう。
ちなみに、書く順序によって事業税率が変わることはないので、気にする必要はありません。

職業欄の相談をしながら開業届の提出をするには?

開業届に書く「職業欄」は、一度誰かに相談してみるのもありかもしれません。
そこで、気になることを相談しつつ、開業届の作成・提出までを代行できるココナラを利用してみてはいかがでしょうか。

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青色申告承認申請書って?

開業届を提出する多くの方は、青色申告承認申請書も併せて提出しています。
こちら、青色申告(節税効果の大きい確定申告)をするために必要な書類で、開業届を提出したあとに税務署に提出するもの。

提出先も同じなので、一緒に提出する方が多いのです。
是非、検討してみてはいかがでしょうか。

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まとめ

まとめ(開業届 職業)

「所得税は聞いたことがあるけど、事業税は初めて聞いた」という方も多かったのではないでしょうか。
このように、個人事業主になるということは「初めて聞くことに囲まれる」ようなもので、大変に感じている方も多いはず。
しかし、知らない不幸に比べれば、納得のいく職業名で開業届を提出した方が、間違いなく今後の事業運営にとってはプラスになると考えます。

せっかくなら、向かい風に立ち向かう勢いで、目の前の新しいことに取り組んでみるのも気持ちが良いかもしれません。
ココナラは、その背中を力強く支えます。

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Kento
ココナラマガジン編集部ライターのKentoです。 主に「開業・開店・経営」「お金・資産運用」カテゴリーの記事を担当。 距離を感じやすいテーマだからこそ、読者の方に寄り添えるライターとしての強みを生かして、読みやすく分かりやすい記事作成に努めます!