【公務員と民間の併願ってできる?】就活・キャリアの違いと対策方法

【公務員と民間の併願ってできる?】就活・キャリアの違いと対策方法

就職活動中のかたは「公務員を目指しているけれど、民間企業も受験しておかないと心配……」という不安を抱えることも多いのではないでしょうか。確かに、公務員試験は民間企業の就活時期よりも遅いケースがほとんどで、落ちてしまったときに備えたいですよね。こちらでは、そんな併願受験者にできるアドバイスについてまとめました。

この記事でわかること
  1. 公務員と民間の違いが「キャリア」「就活」という2つの視点でわかります
  2. 公務員と民間企業の併願受験が現実的に可能かどうかわかります
  3. 公務員と民間企業の併願受験に必要な準備についてわかります

公務員と民間の違いって?キャリア・就活という2軸で解説

公務員と民間の違いって?キャリア・就活という2軸で解説

まずは、公務員と民間企業の違いについて知っておきましょう。
こちらでは、違いを語る上で大切な軸を2つ設定いたしました。

まずは、キャリアという軸。
もちろん、就活で失敗したくない、就職浪人したくない、と思うかたは「併願受験」という手段を検討する気持ちも理解できます。
しかし、今後の数十年の人生を左右するかも知れないファーストキャリアは、やはり「自分がどうなりたいか」という未来像からのブレークダウンで位置付けたほうが良さそうです。

その次に、就活という軸でその違いを説明します。
それでは早速、みていきましょう。

キャリア上での違い

キャリアという視点から両者の違いを説明すると、

  • 民間:スキル向上によるステップアップを実現したい
  • 公務員:仕事に安定を求めたい

という方におすすめです。

ちなみに、公務員だと副業をすることができません。
民間でも副業が禁止の企業もありますが、副業ができる企業に勤めながら複数のインカムを持っておくということもまた、一つの安定かも知れませんね。

また、公務員も基本的には年功序列ですが、試験に突破すれば若干早期の昇進はあるそう。
そこで、次の試験を目標にして日々勉強をしたりすることは、スキルアップにつながるとも考えられますよね。

就活という軸での違い

次に、就活という視点から、民間と公務員の違いを説明すると、

  • 民間企業では採用フローが長期で、多くの企業を受験する傾向
  • 公務員では採用フローが短期で、受験先は少ない傾向

にあります。

また、就活で見られるポイントとして、民間は個性が重視されることが多いです。
というのも、多くの受験者がたくさんの企業を受験するので、1つの企業に集まる受験者数が非常に増えます。
そうなると、そもそも「伸び代」で判断するほど受験者間で能力差がないことも多く、結局はその人の個性や人当たりで評価されることが多いからです。

対して、公務員という働き方は、国家に尽くすことが法的に決められています。
そのなかで、与えられたタスクを正確にこなすことができることが何よりも求められています。
確かに、教師のような立場だとパーソナルな部分が問われることもありますが、一般的な公務員においては、よりスタンダードな回答を心がける必要があります。

公務員と民間の併願ってできるの?現実性について解説

公務員と民間の併願ってできるの?現実性について解説

公務員と民間の違いについて説明したところで、次は併願受験が現実的に可能なのかご紹介します。

もちろん、理論上は試験を申し込めば受験をすることはできます。
しかし、ここで問題にしていることは「自分の実力を双方に全力で注げるか」という点です。
ある種リスク回避として、検討していたかも知れない併願受験なのに、それでは元も子もありませんよね。
こちらでは文字通り、「現実的に」併願受験をすることができるのか、についてまとめました。

必要な努力量は増える

まず、必要な準備は増えます。

民間企業を受験している人からすると、1つ受験する企業が増えることに対して、そこまで重たい認識を持つことは少ないと思います。
なぜならば、多少の伝え方は異なれど、基本的に一度組み立てた志望動機の論理などはそう変わらないからです。

しかし、公務員受験に対してもそのような認識でいるのはおすすめしません。
キャリア上の違いにもあったように、求められている人物像が民間とは大きく異なる場合があるので、合格するための戦略を組み立て直す必要すらあるからです。

それでも併願することはできる

公務員と民間の併願受験について、伝えたいのは「大変だけれど、併願することは可能だ」ということ。
なぜならば、就活の時期が被っていないからです。

もし、同時期にそれぞれの就活があった場合、最悪、民間の受験企業を減らす、あるいは、100%の力を少し分散して公務員試験に臨むことになる、みたいなことが考えられます。
確かに、就職活動をする期間は長くはなりますが、その分努力を補えば、現実的に可能です。

公務員と民間企業の併願受験の準備を進めよう

公務員と民間企業の併願受験の準備を進めよう

時期が違う、という理由から併願受験をすることは可能であることがわかったところで、いよいよ合格に向けての準備を始めましょう。
一方で、「急に公務員・民間を志すことにしたから、どのような準備をすればいいのか分からない」
といった方も多いのではないでしょうか。
しかも、周りには公務員のみ、民間のみの受験を志望している方ばかりだと余計不安にもなりますよね。

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まとめ

まとめ

公務員と民間企業を併願して受験することについて様々な観点でご紹介してきました。
確かに、公務員試験と民間試験は異なる点も多く存在します。

しかし、両方の合格を勝ち取ろうとする努力は、今後どちらの進路に進んでも役立つものがあると思います。
なぜならば、公務員(官に近い存在)と民間の両方の視点を持ち合わせておくことは、目の前にあるプロジェクトを効率よく前に進めるのに欠かせない視点だと筆者は考えているからです。

ココナラなどを利用して頼れる方の協力を借りながら、併願受験にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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