【リコーダーが上手くなる方法って?】自分にあった練習方法で上達しよう!

音楽の授業で扱うリコーダー。「音楽が苦手だから、リコーダーも下手……」そんな方、いませんか?しかし、リコーダーは練習次第で上手に吹けるようになるんです!この記事ではリコーダーコンテストで受賞経験のある筆者が、練習のコツとおすすめ練習曲をご紹介。一緒に上達しちゃいましょう!

リコーダー、③つのコツをつかめば上手になるんです!

小学校から始まるリコーダーの授業。
リコーダーで初めて楽器をさわる……なんて方も多いですよね。

音楽は得意じゃないけど、リコーダーを上手く吹けるようになりたい!

そんな方に向けて、リコーダーが早く上達する練習方法をご紹介します。
今回紹介するコツはたったの3つ

・指の位置を覚えてスムーズに動かす
・息を吹き込む量を把握する
・タンギングを自在に扱う

リコーダーが上手になれば、学校で一目置かれる存在になれるかもしれません!

編集部Yuna
音楽の成績もあがるかも……?!

その1【指の位置を覚えてスムーズに動かそう】

リコーダーが上手くなるコツの1つ目は「指の位置を覚えること」です。

ゆっくりな曲は上手に吹けるのに、リズムが速い曲は指がおいつかない……

なんてこと、ありませんか? それは指の位置をしっかりと分かっていないからなんです。
楽器を扱うに当たって、指の動かし方を覚えることは基本。
しかし、意外とできていない人も多いんですよ!

まずは、それぞれの音が出る指の位置を覚えることから始めましょう!

続いて、指を動かす練習!

リコーダーは、難しいと言われる曲ほど指の動きが早かったり、指の移動が多かったりします。
速い曲でも指がスムーズに動かせるように練習することで、難しい曲も吹けるようになります!

編集部Yuna
指が小さい子は、1番低い音(ド)が届かないこともあります。
その場合は無理に練習せず、指の成長を待ってあげましょうね!

上手く動かすコツ

速い曲でなかなか上手く指が動かせない時は、速いフレーズだけを10回20回と繰り返しましょう!
何回も同じ場所を繰り返していると、だんだんそのスピードに慣れてきます。

スムーズに吹けるようになったら、前後も合わせた少し長いフレーズで練習してみましょう!

編集部Yuna
練習中、間違えるたびにその場所を繰り返すくせをつけるといいですよ!
すこし面倒ですが、上達への近道です◎

おすすめ練習曲は【パッヘルベルのカノン】

指をスムーズに動かす練習におすすめな曲は、パッヘルベル作曲の「カノン」です。
この曲は途中で早く指を動かす場面があります。

カノンで指を使う練習をしておくと、他の曲でもスムーズに指を動かすことができますよ!

その2【息を吹き込む量を把握しよう】

リコーダーで難しいと言われているのが、「吹き込む息の量を調節すること」

リコーダーを吹く時に、息の量を気にしていますか?
実はこれさえできれば上手く聞こえるようになるとも言われています。
息の量を調節できるようになって、上達に近づきましょう!

上手に聞こえないのは「息」のせい!

リコーダーを吹くときに、息が少なすぎると弱々しく聞こえてしまいます。
また息の量が多すぎると汚い音になってしまうことも。

どのくらいの量がちょうどよく、綺麗にきこえるのか試してみましょう!

①指をつけない状態でリコーダーをくわえます
②まずは「ヒョロヒョロ〜」と少し息が出るくらいの音を出します
③がさがさした汚い音がでるまで、だんだん息の量を増やします
④汚い音がでる息の量が分かったら、それより少ない息で吹いてみましょう

綺麗に聞こえる息の量が分かったら、毎回その量が出るように練習してみましょう!

ちょうど良い量がわかったら……

リコーダーが綺麗に聞こえる息の量が分かったら、曲の緩急に合わせて息の量を調節してみましょう!
曲の中で盛り上がる部分は息の量を多くして、静かに聞かせたい時は息の量を少なくします。

どのくらいまで小さく・大きく出しても汚く聞こえないか、考えながら吹いてみると◎

おすすめ練習曲は【きらきら星】

きらきら星は、曲のテンポがずっと一緒で、ゆったりとした曲です。
最初から最後まで自分の息の量を気をつけてみて、息の量が多くなったり少なくなったりしないか注意して吹いてみましょう!

その3【タンギングを自在に扱おう】

リコーダーが上手くなるコツの3つ目は、「タンギング」です。
タンギングが上達すると、リズムを取りやすくなったりと、音楽的な表現の仕方ができるようになるんですよ!

タンギングとは

タンギングは、舌で息をコントロールすることです。
同じ音が続くとき、リコーダーを押さえる指はそのままで、舌でタンギングをしてリズムを出します。

編集部Yuna
日本語でもタンギングをしている文字があります! それは「た行」「な行」
この2行は、発音する時に舌の先を前歯の裏につけてから発音しますよね。
タンギングも同じで、舌の先を歯の裏につけ、息を区切っているんです!

スタッカート(短い跳ねるようなリズム)をしたい時も、タンギングは必要な技術なんです。

タンギングの練習方法

まずは舌の先を歯の裏につけ、「トュクトュクトュクトュク」とタンギングができるようになるまで発音しましょう!
その後にリコーダーをくわえ、好きな音でタンギングをしてみてください。

タンギングはこう使ってみよう

タンギングを使う場面は主に3つ。

・同じ音が続く時にリズムをつける
・飛び跳ねるようなリズムにしたい時に使う
・演奏の最初に使う

同じ音が続き、指が動かない時にタンギングでリズムをつくります。
また短い音を出したい時にもタンギングを使います。

上級者のテクニックとしては、演奏の1番最初の音がきれいに出るように、タンギングで調節することもあるんです!

おすすめ練習曲は【ラヴェルのボレロ】

タンギングを練習するのにおすすめな曲は、ラヴェル作曲の「ボレロ」
この曲は同じ音が続く場所や短く切るリズムが繰り返されるため、ぴったりなんですよ!

もっと楽しく練習するために好きな楽譜で!

リコーダーの上達には、コツを押さえることにプラスして、練習量が大切です。

でも学校の教科書はクラシックばかりで楽しく練習できない……

そんな時は、自分の好きな楽曲で練習してみましょう!
スキルを売り買いするココナラでは、オリジナルなリコーダーの楽譜を注文することができます◎
お気に入りの曲で気分を上げて、たくさん練習できるといいですよね!

ここではココナラのリコーダー楽譜を注文できる出品者さんをご紹介します。
是非参考にしてみてください!

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お気に入りの曲でリコーダーの練習を楽しく!

ココナラの出品者さんはいかがでしたか?

リコーダーは練習すればするほど、上達していく楽器です。
まずは今回紹介した3つのコツをつかんで、リコーダーの基本を身に付けてみてくださいね!

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